映画君たちはどう生きるかを見てきた。
ジブリ好きとして、君たちはどう生きるか見ないわけもなく見てきた。
始まりはおお!!!!って感じだったものの、物語が進むにつれて?が??になって最終的には?????????????????????くらいになってた。
宮崎駿は言いたいことを絵のちょっとした変化だったり、表情とか行動で表現するのが常套手段だと思うんだけども、物語に関しては一貫して目的がはっきりしていたと思う。
これが、今回は何が言いたいのか全くわからないし、核となる目的がわからないから、見ている方としても何を見ればいいのかわからなくなる感じ。
目的もなく道を歩いている感じ。
その道も綺麗だとか景色がいいとか目新しいものがあるとかならいいけども、東京の裏路地をずっと彷徨っている感じで、今までの宮崎アニメの良さがないと思った。
自分は映画をおそらく1000本は超えるくらいは見てきていると思うんだけども、いい映画っていうものは大多数が見て面白いとか感動するとかいうそういったものであると思う。
ようはエンターテイメント要素というのかそんなことが結構大事だと思う。
特に2時間くらいで完結させなくてはいけない映画にとってテーマと目的とか起承転結がわかりやすく書かれているってとても大事な要素だと思っていて、その上でどれだけ伏線だったり笑える要素だったり映像の綺麗さ、音楽の良さと映像と音楽の調和、見ている人への裏切り、サプライズなどを入れ込めるか、上手くいくように配置できるかが面白い映画の要素になっているとおもうんだけども、それが、はっきり言って今回の「君たちはどう生きる」では無いから自分は正直これは映画とは認めたくないと思ってしまった。
でも宮崎駿が本当にやりたかった事ってこうゆう事何だろうなってのはわかった。
けどこれは映画ではない。