Dr.倫太郎ですごく良い名言が飛び出した!!

先日のドクター倫太郎を見て感動した言葉がありました。
あらすじを言うと、脳外科医の先生が、精神的なものから来る視力障害にかかってしまい、大事な患者さんのオペができなくなってしまいました。比野先生が過去を探ると、過去に、脳腫瘍かなんかの病気の患者さんで記憶をつかさどる海馬を残すか残さないかで議論になり、まだ海馬を残す手術は確立されていない為に、同僚の主治医の意見を押し切り、「記憶は患者の命と同じなんだ」という言葉にも耳を貸さず、海馬を取り除く手術を選択肢ました。
その十数年後彼女がなくなったと連絡が入りました。彼女が記憶をなくしたことに引っかかっていた彼は彼女の葬式に出向くと、彼女の母親から「なんできたんですか?娘には記憶をなくしてから毎日あなたは本当に私のお母さんなんですか?と言われました。手術で娘の記憶が亡くなったとき私も一緒に死ねばよかった。」と泣きつかれました。
そんな過去の罪悪感から、精神的にストレスがかかり、目に症状が出ているようでした。
そんな中で、彼は比野先生の同僚の外科医に協力を頼み、過去の症例ではできなかった海馬を残し記憶を残す手術を選択します。
無事に手術は成功し、比野先生と会った彼は「われわれが扱っているのは脳じゃない、記憶であり心であり、命なんだ、人の心は脳の中にあるということなんだ」「改めて患者と向き合いたいと思ったよ」

と言っていました。ここもとても良いと思ったのですが、僕が感銘を受けたのは他にあります。
比野先生が脳外科の先生から話を聞いているときに
     
     「医師として大切なのは、命だけじゃなくその人の人生を救うことだ」

という事を言います。これは医師だけではなく、医療職者、いや、すべての人間に対し言えることではないでしょうか。
大切なのは命だけじゃなく、人生そのものも大切。WHOじゃないですけど、その人の身体のみならず、精神、社会的な面もとても大切なわけなんですよね。いくら命が助かったとしても、その人がQOLの低い生活をしていれば、それは健康に生きているとはいえないという事につながると思います。
「命だけじゃなくその人の人生を救う」という言葉、命を救うのは病院で病院にいる医療職者の仕事です。しかし、病気が回復し、または寛解し在宅や施設ですごすときに人生を救えるのは、保健師の役割が大きいのだと思います。この言葉を聞いたときにとても気が引き締まる思いでした。
最近は法律とか政策ばっかで学校の勉強つまんないと思っていましたが、この言葉を聞いて法律や政策支援サービス1つ知っているかしらないかで、その人にあったサービスを紹介できるか否かでその人が地域で生きづらいか、生きやすいかを決める事もあるので、人生を救える保健師になれるようこれからめんどくさい、つまんないとか思わず、人生を救えるように勉強がんばります!!

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tadanons について

103回国家試験合格し看護師となったただのNs。 その後保健師学校に通い保健師も取得している。 ちなみに男である。

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